男の器 | 株式会社山本不動産

こんにちわ。
私は充実した人生を送れるようにと、
何かしらのヒントを得るため、
読書や映画鑑賞などをするよう心がけております。
読書といっても自己啓発的なジャンルの本はあまり読むことはなく、
ノンフィクションやフィクションなどのストーリーものを読みます。
ストーリーに登場する主人公やその取り巻きの人たちの思考や決断など、
日常の私に置き換えたり対比したりして読んだり鑑賞したりすると、
色々と反省点から改善すべき点が見えてきたりと、
写し鏡のように見えてくるので、
未熟な私が成長するに当たり、
非常に役に立っているバイブルになっております。
今日は私が読んできた本の中で、
感銘を受けたものを一つだけご紹介させていただきます。
これは自己啓発のジャンルになりますが、
「男の品格」という本でございます。
この本に書かれていることすべてに共感できたわけではありませんが、
その一節に男の器や懐の深さの必要性について触れた内容が御座います。
一節によりますと、
目標や目的を達成するには、
器や懐の深さが必要不可欠であるというものです。
例えば自身の彼女の誕生日を祝うため、
半年前から予約をしないと、
予約が取れないレストランを予約しました。
自身は彼女に幸せな時間を過ごしてもらうため、
試行錯誤し努力したわけですね。
しかしどうでしょう？
満身創痍で臨んだ当日の約束の時間に、
自身の彼女が寝坊やその他の事情で大幅に遅刻をしてしまい、
半年前から自身の彼女に喜んでもらうために予約をしていたレストランでの食事をすることが不可能になってしまった。
このような事態に見舞われた際に、
世の多くの男性はどのような心情になるのでしょうか？
ここまで自身の彼女のため、
半年前から策を練って行動し、
レストランのスタッフにも協力を得て、
サプライズでプレゼントを渡す演出なども考えていた、
それを自身の彼女の寝坊によって台無しになってしまった。
こういう事態になると、
少なくとも喪失感や怒りに支配されてしまう男性も少なからずいる事でしょう。
この本を書いた筆者によると、
その時こそ器や懐の深さが必要だと説いてあります。
その筆者が述べている内容というのが、
そこで感情的になってしまった時点で、
当初の目的である彼女に幸せかつ特別な時間を過ごしてもらうという目的が達成できなくなってしまう、
本末転倒であると。
本来の目的を達成するためには、
自身の感情を制御することで本来の目的である彼女に幸せで特別な時間を過ごしてもらうという目的を果たすため、
この案が不可になったいじょう、
次にどうすれば自身の彼女に幸せかつ特別な時間を過ごしてもらえる目的を果たせるだろうと思考を巡らせる、
これが重要であり、
これには人間力、
すなわち男の器や懐の深さが必要不可欠であると説いてあります。
私はこの一節を読んだときに衝撃を覚え、
そして感銘を受けました。
プライベートはもちろん、
仕事に置き換えてもしかりでありますが、
目標や目的を達成するにあたり、
感情を制御するというのは本当に重要であると思いました。
こういった心情になる事ができるには、
心の鍛錬をしなければなりませんよね。
簡単にできるものではありません。
でもこれができれば、
目標や目的を達成することはもちろん、
仕事やプライベートを通して、
たくさんのいい人たちに巡り合うことができ、
人生が豊かになるのだなと感じるとともに、
本当に人のために何かを与えられる人というのは、
人間としての心が強いなんだなという風に、
私はこの一節を読むことにより、
そのように解釈いたしました。
実りある人生というのは、
何より人に恵まれることですよね。
それにはやはり器や懐の深さが必要不可欠であると思います。
私が日々成長することで当従業員も成長し、
山本不動産も成長していくことができるのだなと思い、
本日も仕事・心の鍛錬に励んでおります。